飛ぶテノリ

アニメオタクの雑記ブログ

“飛ぶテノリ”

合理的なブタは商品開発する人間のモチベーションを保てない

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いきなりなんの話ですか?

 

こんにちはテノリです。

 

ゲーム理論の本を読みました。読んでみて、ある発見をしたこと、そして新しく得た考えについて、ブログを書きます。

 

世に存在する「合理的なブタ」の発見

 

ゲーム理論の中に、「合理的なブタ」というのがあります。

 

小屋の中に入れられた大きなブタと小さなブタがいる。小屋の外にはエサが置かれている。

小屋を開けるには、エサとは反対方向にあるボタンを押さなければならない。

子ブタは、ボタンを押しにいけば大ブタにエサを総取りされてしまう。

そこで子ブタは、「待つ」選択肢をとる。子ブタは、大ブタがボタンを押すのを待って先にエサにたどり着いた方が、いちばん多くのエサを獲得できる、というわけだ。

 

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 以上が合理的なブタの簡単な説明です。

 

相手より先にエサを取るとか、相手よりたくさんエサを取ることを”勝ち”と定義するのではなく、最も少ない労力でエサの獲得量を最大化することを”勝ち”と定義するんです。

これなら、必ずしも大ブタより先を急ぐ必要はないし、多くエサを取る必要もない。自分のポジションを理解すれば、ふさわしい振る舞い方が見えてくる。

世界一わかりやすい「ゲーム理論」の教科書

 

合理的なブタに当てはまる最近の例として、「クラフトボスに続いたコカ・コーラのコーヒー」があることに気付きました。

 

こちらがクラフトボス。

クラフトボスは2017年発売されるやいなや大ヒット商品となり、カフェオレタイプは売れすぎて欠品する程でした。

 

缶で一気に飲み干す「ガテン系の昼休憩での飲み物」のポジションから、「オフィス仕事の人が仕事中にちびちび飲む飲み物」に大きくシフトしたことが顧客を変え、新しいマーケット開拓に成功しました。

 

そしてこちらが2018年からコカ・コーラが売り出した「ジョージア クラフトマン」です。

どうでしょう?

見た目はほとんど同じだと思いませんか?

特にペットボトルに浮き彫り加工しているところとか。というか名前も似てるし。きっと狙っている顧客も同じでしょう。

 

これを初めて見たときは「もろパクリ~~~~~wwwww」と思ったものですが、ゲーム理論から考えると「大きなブタが開けてくれたエサ場でエサを拾おう」とする、まさに合理的なブタ戦略だったのです。

 

あるいは、まだまだマーケットが成熟していないとの判断だったのかもしれませんね。だからパイを広げるために同じ土俵に参戦したとも考えられます。

 

何が言いたいかといいますと、コカ・コーラは完全に戦略的な面から新しい市場に参入した、ということです。


ゲーム理論を知り、視点を変えて物事を見たからできた発見でした。視点を変えるだけで違う考えを得られる面白さ、快感でした。

 

 

モノを作る側の視点について

たしかに戦略の上では素晴らしい判断です。後追いの発売がものすごくスピーディーなのも強いです。

 

しかし、商品を作る側である商品開発の人間の立場からは、どうなのでしょうか?

 

もし、開発時期がクラフトボス発売後であったのなら、「これと似たような商品作ってください」というオーダーだったはずです。

 

つまりぶっちゃけ中身はなんでも良かったということになります。

 

私も商品開発に携わる身ですが、このオーダーは辛い…というかつまらんです。自分が良いと思ったものを作れるわけではないので。

目標がはっきりしているのはいいですが、仕事に対するモチベーションを保つのは難しいのではないでしょうか。

 

戦略が良くても、現場のモチベーションが上がらなければ次につながらないのでは?と思うわけです。

戦略にモチベーションを保つことを組み込めればもっと良いですね。どうやってやるのかまっっったく思いつきませんけど!!!笑

 

まとめ 

こんな感じで、ゲーム理論はいつもと違う視点を持って物事を見ることができるようになるので面白いですよって話でした。

 

ゲーム理論の入門書として読んだ本はこちら

小説仕立てでサラサラ読めます。

次はもう少し踏み込んだ本読みたいです。

 

ではまた~!