2018年9月8日公開『フリクリ オルタナ』観てきました
私は前回の「フリクリ」OVAなどを一切観ていません。
「フリクリ」は、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」などを手がける鶴巻和哉の初監督作品。貞本義行がキャラクター原案、GAINAXとProduction I.Gが制作を担当し、2000年から2001年にかけてOVA作品としてリリースされた。
でもこのハル子のキービジュアルがとても刺さりまして、観に行ってみよ~~~って思った次第。
絵ひとつで人を劇場へ向かわせる貞本義行さんマジですげぇ。
※ここからは、映画のネタバレを含みます。ご了承の上、ご覧ください。
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映画を見て
まず構成がわかってなかった。
約30分おきに区切りがあり、「ああ。普通の週1アニメみたいに話が進んでいくんだ」って理解するまでに2話くらい使いました。それでも150分は長い・・・
ハル子に焦点を当てたいのか、かなぶんに焦点を当てたいのか、よくわからなかった。
▼ハル子
▼かなぶん
また前作を見ていないからかもしれないが、ハル子が何と戦っているのか?がわからなかった。
戦闘シーンには迫力があって、うおー!ってなったけど、「一体何と戦っているのか」がモヤモヤと心の中にあったので、なかなか集中して見れなかった。
ハル子の独特の喋り方は、予告編観てたので違和感なかった。
しかしハル子の行動は、意味不明というよりなんかイライラすることが多かった。知り合いの彼氏奪って何が楽しいのか?なんかやることショボくないか?
日常シーンと、アクションシーンの連鎖。なんか似たような場面の繰り返し・・・
わけわかんないオブジェが次々と登場するし、うーん・・・なんか・・・よくわかんない・・・
って思っていたらいつの間にか寝ていました
なので、クライマックスはほとんど観れていない。。。
もったいないことした。。。
人は置いていかれると、たとえ金を払っている映画でも寝てしまうんだなあと思いました。
やっぱちゃんと予習していけばよかった~~~
名作から時を経て「さらなる名作」を生み出す難しさ
2000年(18年前!!)に公開された前作OVAは、それはもうものすごい名作だったとか。
フリクリファンもたくさんいるらしいことは、映画を2部作、一回150分にしていることから十分に伝わってくる。
でもそういう作品こそ、続編やります!!ってときになかなか上手く行かないと思う。すぐに続編作るなら別だけど、時間が経っていると前作を越えるのは難しい。
なぜなら名作は、時が経てば経つほど美化されるからだ。
もちろん、その名作自体はいつ観ても面白いんだけど。
「あいつにまた会えるんだ!!」って思う観客は、映画の中のキャラクターと違って歳をとっている。
名作を観た当時のファンと、歳をとったファンとでは、感じ方は違うだろう。本人が自覚していなくても。
時を経た続編の制作は、観客の時の流れを掴むことも大切なのかなと、そんなことを思った。
寝たけど
次回作『フリクリ プログレ』について
正直『プログレ』を観にいく気力はほとんどないです。。。
でも、この記事を読む限り、どうも『オルタナ』と『プログレ』は本当の放送順(時系列?)は違うようなんですよね。
臨時収入でもあったら観に行こうかなぁ。
アドセンスとか。
いじょー!