こんにちはテノリです
今回は「冴えない彼女の育て方」通称「冴えカノ」を紹介します。
「彼女」は「ヒロイン」と読むのですが略称はカノジョ読みなんですよね。すべては語呂の良さが命。
冴えカノの面白さがわかればあなたは立派なオタクです。Welcome to the Otaku world
あらすじ
オタク高校生の「安芸倫也」は桜舞い散る坂道で、ある少女と運命的な出会いをする。
インスピレーションを受けた倫也は、その少女をメインヒロインにしたギャルゲーの制作を思いつき、同学年の美術部エース「澤村・スペンサー・英梨々」と学年一位の優等生の先輩「霞ヶ丘詩羽」をスタッフに迎えようと邁進する。
そんなある時、倫也は運命的な出会いをした少女が、特に目立たない普通のクラスメイトの女子「加藤恵」だったことを知り、愕然とする。
倫也は加藤恵をゲーム中で絶対的なヒロインにしようと決意するのだが…。
冒頭は典型的なラノベ原作作品といった印象で始まります。 「またラノベ原作か」と思い見もせずに切ってしまった当時の自分を張り倒したいです。
ディープなオタクと普通の少女の親和性が光る作品
オタクの中に飛び込む「普通の人」加藤恵
あなたは「メインヒロイン」と言われて誰を想像しますか?きっと各個人の中に理想とするヒロインがいると思います。
冴えカノのメインヒロインは、その想像のどれにも当てはまらないであろう「地味で普通の女の子」である加藤恵です。
「冴えない彼女の育てかた」新PVより引用 ©︎2015 丸戸史明・深崎暮人・KADOKAWA 富士見書房/冴えない製作委員会
でも加藤がほんとにかわいいんです。加藤でご飯三杯はいけます。
独特のテンポを持った話し方がとてもクセになります。
一般人であるにもかかわらずオタクを否定したりしません。等身大で受け入れてくれます。
そんなヒロインを好きにならない方法がある?いや、ない
こんな一般人に巡り会いたいという気持ちが抑えられない。
とにかく加藤がかわいいから観てくれ〜〜〜〜〜!!!
オタクならではのクリエイター魂が炸裂する
とりあえず加藤がかわいいという理由で観てもらってかまいません。が、それだけではないのが冴えカノという作品です。
主人公含む彼女たちは、ゲーム制作サークルとして活動し始めます。
超絶技巧同人作家と売れっ子ラノベ作家が出てくるのですが、彼女たちがゲーム制作を超頑張るんですよ。ほんとに超頑張ります。スペックが振り切れているのには目をつぶってください。
好きなものに突っ走るクリエイターが光ります。超アツいです!!!「あれ…?私なにをみてたんだっけ…?グレンラガンだっけ」ってなります。
好きなものに取り組み、壁に当たるからこそ味わうクリエイターの悩みや辛さについても、避けることなく描いています。こういった「産みの苦しみ」も作品を通して伝えたかったメッセージなのかもしれません。
加藤もオタクじゃないのに、巻き込まれただけなのに、頑張ります。
ああ…なんだか良くわからないのにオタクの手伝いをしてくれる一般人って素敵だわっていう想いが溢れ出して止まりません。
テンポの良さとパロディが心を掴む
話のテンポが非常に良いです。見ていて気持ちいいです。そしてちょいちょい入れてくるパロディにクスリときてしまいます。
様々な作品に対する愛が感じられてなんだか嬉しい気分になります。発見するのも楽しいです。また冴えカノも「オタクに恋は難しい」の冒頭で出てきますね。加藤ちゃん、きゃわ!
「オタクに恋は難しい」1話より引用 ©ふじた・一迅社/「ヲタ恋」製作委員会
後半(というか2期)からの怒涛の展開に、きっとあなたは再生ボタンが止まらなくなる。実際私は止まりませんでした!!!!
「冴えカノ」は全話FODで観ることができます!! (オタ恋も)
まとめ:加藤かわいい×話はアツい=超面白い
最初は「かわいいな〜」ってだけで観てたんですけどめちゃくちゃ面白くて一気に観ちゃいました。
劇場版があるとのことで、今後も楽しみですね!!!
あ〜!!!加藤かわいい〜〜〜!!!!
ではまた〜!